着物ブログ

振袖 金箔の直し

着付けの為の点検だったのでしょうか、タンスから着物を出した時、目に飛び込んだ重大さに、さぞかしショックを受けられたことと思います

金銀箔は、糊を付けて箔を貼っていますが、保管方法によっては剥がれたり、着物の周辺やタンスに防虫剤を長時間入れておきますと、溶けてしまう現象です。着物を畳んだ時に薄紙を入れていなかった時も、箔と箔が貼りついてしまいます。

こういった場合の修理は、間違った処理を行ってしまうと取り返しがつかなくなります。したがって一度できれいに直す必要があります

画像の中の茶色い部分が、箔の剥がれた個所です。箔の色を調色しながら直していきます

ビフォー画像

ゆっくり、元の箔の部分から、はみ出さないように染色補正することにより元通りきれいになっていきます。

これで大丈夫です、剥がれることはありません。保管は下記の要領にて行い、これからも着物ライフをお楽しみください

アフター画像

箔が重なる所だけではなく、箔の箇所すべてに和紙を使って挟んでおいて、ときどき風通しをして、湿気を帯びないようにしましょう。 劣化は思いのほか早いです。異常が見つかった場合は早急に処置するこで、きれいに蘇ります

当店は外注することなく、当店工房で下洗いから仕上げまで一貫して仕上げますので、お持ち込みの場合は、その場で確定見積金額・所要日数を提示致します。宅配便・郵送の場合は、到着次第に検品ののち確定見積金額・所要日数をメール送信致します。ご了解いただいてからの作業開始となります。

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