留袖の裾
留袖の裾から、比翼地が出てきたとのこと、直し依頼です
これは、よくあることでして、比翼地が下がって出てきたのではなく、
表の生地が縮んだのが主な原因です。
直す方法としましては、
①比翼地を裏で、つまみ揚げをする(応急処置です)
②比翼地の裾を縫い入れる
③留袖の裾を比翼に合わせて縫いなおす(仕立て方法で出来ない場合あり)
④留袖を解いて、縫い直しをする
⑤部分比翼にする (当店お勧めの方法です)
これは、比翼仕立ての良い面と、訪問着や付け下げと同じ感覚で
着用できて、着付けが楽で、裾裁きが良く、足袋が汚れにくい
保存時に畳みシワができにくい、等々の利点があります。
上の図の、青い部分がお勧めの、部分比翼です。
加工賃は、現在の比翼地を利用する場合は、¥5500
(染み抜き洗い込み・税込み)
新たに、新品の部分比翼地を作り付けの場合は、¥14300(税込み)
現在、全国から承っており、お喜びいただいております。
所要時間は、シミみ抜きが必要な場合で14日間です。
余裕をもってお申し付け下さいませ。
お電話でのご相談も常時承っております。