明治の後半から大正に作られた、お着物一式をお持ちのF様です。

琵琶湖畔の桜が五分咲きのこの日

風通しを兼ねて、写真に残したいとお申し出くださいまして、ご協力させていただきました。

F様の先々代は、四国愛媛県にお住まいになり、着道楽を極めておられたそうで羽二重紋付の肩裏は朱珍で、信州紬の羽織裏は、牛の背で揺られる童子を手描きしたもので、羽織のカンは既製品の倍以上の大きさで、純金製の刻印があり重みがありました。

この日は、袷長襦袢・着物は牛首風袷紬・羽織は信州紬単衣・袴は米沢行燈紐下82・履物は綿の鼻緒と前ツボに牛革を使った右近を履いていただき、15分間着付けをさせていただきました。

リラックスされた状態で、良い写真が撮れてお喜びいただきました。

これからも、良い状態でご保存くださいませ。